(株)東京エコール 代表取締役
昭和21年生まれ 61歳(取材時)
江南市布袋出身、中学・高校滝卒、早稲田大学卒
昭和44年から、山三商事(株)関係会社にて事務機販売など
山三商事は、創業は明治始めにさかのぼる。膳や椀などの塗り物や家庭雑貨全般から、扇子・そろばんなどを扱っていた。大正時代には文具が中心となり、関東大震災後しばらくして今の横山町に本社を置き、主に関東東北を中心に業績を伸ばす。
グループ企業は多々あり、平成13年から(株)東京エコール。
==> 詳細は、(株)東京エコール サイトにて
大学を卒業して入社後はグループ企業にて業務から営業まで一通りこなされ、現在は、東京エコール社長として多忙な毎日。平日は朝7時に家を
出て、夜9時、10時に帰宅。土日も取引先の冠婚葬祭などで、プライベートな時間はほとんどないそうです。
平日日中は会議や会合で忙しく、平日早朝の他、土曜日が自分の書類を整理する貴重な時間。
土曜日に会議をするとゆったりと時間がとれる、という意見もあるが、管理職だって家庭がある、そんなことをするとどこかに弊害が生じる、だから、weekdayに手際よく会議をやりなさい、と指示しているそうです。
趣味はオーディオ。といっても鑑賞よりは機械いじりの方だそうで、自作スピーカーがご自慢。オーディオ製品はネットワークを自分で組む、つまりユニットや箱を組み合わせて造られるようです。
昔、秋葉原によく通ったそうですが、最近ではユニットを扱う店が少なくなったとのこと。もっとも、上述
の通りのお忙しさで、最近は趣味に時間をとれないようです。
自作オーディオで聴いているのは、ジャンルを問わずいろいろですが、ソウル系やゴスペルなど、お好きなようです。高校時代に、ながら勉強で、BGM代わりに進駐軍放送を聞いていたのがもとで、大学に入って、友人がオーディオをやっていた影響を受けたそうです。
会社概要の紹介でパンフレットを見せて頂きましたが、パンフレットの画像の説明から、ちらし構成の話、はては、カメラ撮影の講座まで頂きました。
会社のパンフレット作成に携わった時に、印刷会社や、プロカメラマンが、部下に指示している内容を聞き、あるいはご自分で質問され、そのため、技術的なことまで理解されているようです。
先のオーディオを自作されることからも、技術的な話にはご興味があり、又すぐに理解されるようです。
”物のの見方が人と違う”、とよく人に言われるそうですが、すべての事柄を理系的に分析し、冷静な判断を下されるところは、やはり、普通の人と見方が違うようです。この言葉には、非常に感銘を受けました。
今後、益々ご活躍されることと思います。
※平成20年5月29日 (株)東京エコールにて取材
(文責:S57卒 佐宗美智代)