滝東京同窓会お知らせ

第75回滝学園東京同窓会開催報告

令和3年12月16日(土)、オンラインにて、第75回滝学園東京同窓会が開催されました。

今年も昨年と同様、ZOOMとSpatial chatを利用した2部形式のオンライン同窓会となりました。

二年連続のオンライン同窓会となりましたが、結果として、昨年を上回る方々からの申込をいただくことができ、当日の参加者も60人を超えました。

昨年度の伊藤夏香様や西尾段様に代表されるH2幹事団の皆様が構築されたオンライン・システムの完成度が高く、

今年は電話サポート問い合わせもほとんどない状態で会は順調に執り行われました。

会の進行としましては、滝学園東京同窓会 菱川邦英会長のご挨拶から始まり、同窓会本部より大西正一会長に来賓としてオンラインでメッセージをいただきました。

母校からは、戸田誠滝高校校長、原博司滝中学校長、杉浦謙二法人事務室室長(元 滝高校教頭)、六浦政人氏(法人事務室)、

招待恩師として岸幹雄先生にビデオメッセージでご参加いただきました。

今年のイベントとして、現在、外務省海外協力局長の植野篤志様(S58年卒)、と、大手建設会社・フジタのメキシコ現地工事責任者の松前靖様(S53年卒)のお二方から、

お話をいただきました。

植野様の講演の概略:「個人的見解として、現在、国際的な最大の課題として、①新型コロナ対応 ②気候変動問題 ③米中関係 の3つがある。日本は、世界情勢の認識のもと、その立ち位置をしっかり見極めるべきであり、

世界で生き残っていくには、それなりの覚悟が必要。日本は、アジア地区では、最も信頼できる国というデータがあるが、この信頼を裏切らないようにしなければならない。」

松前様の講演の概略:「メキシコは、国土は日本の6倍、人口は1億25百万人で、ほぼ、日本と同じ。気候は良く、人は親切、物価も大変安く、日本よりも、過ごしやすい。最大の課題は、治安が良くないことである。日本の平和ボケを懸念する。」とのことでした。

さらに、現在、アメリカに駐在されて活躍されています、岡田光様(S57年卒)・今村元紀様(H17年卒)からも、アメリカでの仕事の概要や、アメリカの最新事情などのお話を伺うこともできました。

残念ながら、今年は令和3年に卒業された新入同窓会員の方々からのメッセージはいただけませんでしたが、来年度は期待したいと思います。

次いで、来年度の本部同窓会幹事の土川正夫様、東京同窓会幹事の福井正樹様による来年度の各同窓会の開催案内がありました。

後半1時間は、Spatial chatにて昨年同様バーチャルの部屋を複数用意し、各参加者が自由に部屋を行き来して思い思いの人と懇談を行いました。

部屋のデザインは全て平成3年卒の武田勝彦さんが行いました。

OB招待恩師の、沢木辰巳先生、野田明彦先生にも、オンラインで参加していただき、教え子も交えてた一般会員の皆さんとの懇談で、大いに盛り上がりました。

当初16時に終了予定でしたが、参加者の方の懇親がとても盛り上がっていたので10分延長し、幹事学年による中締めを行い最終的には16時半に終了しました。

昨年度よりもオンライン慣れされた方々も多く、非常に盛会であったと感じております。

来年度こそは、リアルで皆様と再会できる同窓会が開催されることを期待するものであります。