令和5年度 第77回 滝学園東京同窓会は、6月17日(土)に東京・神田の学士会館で開催されました。昨年に引続き対面での開催が叶い、滝学園から戸田誠高校校長、田口博章中学校教頭、同窓会担当の福地敏温先生、昨年度高3担当の森田龍彦先生、秋田陽哉先生、長村侑輝先生、滝学園同窓会本部から大西正一会長、招待OB恩師の高山純一先生、戸松治彦先生の9名の来賓を含め、108名の皆様に参加いただきました。
東京同窓会 菱川会長の開会のご挨拶、乾杯のご発声の後、同窓会本部より大西会長、滝学園を代表して戸田校長先生のご挨拶を頂き、賑やかに会が始まりました。
歓談の前に、昭和61年卒の岩田真治さんが、一般の応募者1万5000首あまりの中から選ばれた10首のうちの1首の入選者として出席された「歌会始の儀」の映像を皆で鑑賞しました。奇しくも本年のお題は「友」で、まさに同窓会のために作られたのではないかと思うような心に響くお歌でした。
「つくるでもできるでもなくそこにゐたあなたをわたしは友とよんでる」
岩田さんにはさらに、同じ昭和61年卒の犬飼明美さんが宮内庁の式部官としてお勤めで、皇居において滝学園の同級生が天皇、皇后両陛下の御前で再会したという貴重なエピソードを披露頂き、会場は和やかな雰囲気に包まれました。
しばしの歓談の後、田口教頭より学園の近況についてご紹介いただき、招待OB恩師の高山先生、戸松先生から近況のご報告を頂きました。高山先生は今年5月に剣道最高位である八段に昇段され、大学で剣道のコーチとしてご活躍であり、戸松先生は3月に定年退職され、現在は再雇用で引き続き教壇に立っていらっしゃいます。
続いて新入生9名を含む11名の学生の皆さんに、1分間スピーチで自己紹介を頂いた後、平成5年卒で活躍する同窓生の紹介がありました。本年4月の滝学園土曜講座で後輩たちに講演いただいた、東京大学大学院 経済学研究科 渡辺安虎教授から、現役ボディビルダーとして活躍のジュラシック木澤さんまで、卒業生の幅広い活躍を垣間見ることができました。歓談中は平成5年卒の写真部同窓生の撮影した新旧の懐かしい校舎の写真が流れました。
会の終盤には平成5年卒の同窓生全員が壇上に上がり、9/3(日)開催の本部同窓会の案内に続き、来年度第78回 滝学園東京同窓会の推進委員長の上田さん(平成6年卒)にバトンを渡しました。滝学園ブラスバンド部の演奏動画を見ながらの校歌斉唱、全体での写真撮影、最後は副推進委員長の野田さんより一本締めの音頭を取らせていただき、2時間に及ぶ会は盛況のうちにお開きとなりました。
本年は歓談をメインとした会にしたいとの推進委員の意向により、敢えて華美なイベントは実施しませんでしたが、結果として十分な歓談の時間を取ることができ、またスムーズな司会進行にもつながり、参加した同窓生からは大変満足であったとの声を頂くことができました。会の開催にあたりサポートいただきました皆様、当日ご参加の皆様、本当にありがとうございました。また来年お会いできることを楽しみにしております。
第77回 滝学園東京同窓会 推進委員会
委員長:片岡尚子(平成5年卒/文責)
副委員長:野田武史(平成5年卒)
委員:森田純平、川西桂子 (平成5年卒)上田周平、荒英世、岡田時繁(平成6年卒)